美白成分Lシステインの効果とは?ビタミンCとの違い

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美白成分Lシステインってどんな成分なの?

ハイドロキノンクリーム

シミに効果がある美白成分として有名な成分は、ハイドロキノンという成分です。
ハイドロキノンは漂白美白を行う成分として扱われており、以前は皮膚科医の処方がないと使用することができませんでした。
近年の美白化粧品には必ずといっていいほど配合されており、効果が高いイメージが強いです。
ハイドロキノンのシミに対する漂白効果はかなり高いのですが、同時に肌への刺激が強いということも分かっています。
製薬メーカーや化粧品メーカーが日夜新しい成分の開発を進めていますが、副作用もなければ効果も高い製品をつくることは難しいです。
そのため、正しい知識を持って使用しないと、逆に肌トラブルが引き起こされてしまうことがあるのです。

 

美白のために使用した化粧品で肌を傷つけてしまっては元も子もありません。

 

そんな中、ハイドロキノンの代わりに注目されている成分としてLシステインがあります。
今回はLシステインについて学びましょう。

 

 

 

Lシステインとは?

 

Lシステインは代謝をサポートするアミノ酸の一種で、放っておくとすぐに再活性化され伸びてくる毛髪や皮膚、爪などに多く存在しているものになります。
Lシステインが髪や爪などに多く存在していることからも考えられるように、細胞の活性化を正常に戻して促進させる働きを持っているのがLシステインと言われています。
ハイドロキノンは人間の体内でつくられることはないですが、自然界では植物などに含まれて存在しています。
一方でLシステインは元から人間の体内にあるものなので、副作用などの危険性がなく安全な美白効果が期待できる成分とされています。

 

では一体何故Lシステインががシミ消しに有効と言われるのでしょうか。

 

それは一つに「ターンオーバー」効果によるものです。

 

ターンオーバーとは一言で言えば新しい細胞が作られるシステムのことです。

 

ターンオーバー

人間の肌や細胞は日々刻刻と新しく生まれ変わっていて、それによって髪や爪が伸びたり、怪我が治ったりします。
シミの元となるメラニン色素も、細胞が生まれ変わっていくにつれてだんだんと表皮のほうに押し上げられ、そのまま垢と一緒に剥がれ落ちていきます。
若い内は肌の活性化も積極的に行われるため肌がきれいと言われます。
逆に、年を取るに連れてシミが増えてくるなどの症状が現れます。

 

しかし、肌年齢という言葉があるように肌のきれいさには個人差があります。
例えば、紫外線のダメージや不規則な生活習慣、過度の飲酒や喫煙、肌の乾燥などによってターンオーバーのサイクルは乱れてしまいます。
すると、メラニン色素が排出されるのに時間がかかるので、色素が肌の細胞に沈着してしまうことでシミが発生するのです。

 

アミノ酸は代謝をアップさせる働きがありますが、その中でもLシステインは新陳代謝を高める効果に優れています。
そこで、Lシステインをたっぷり摂取することが、乱れてしまったターンオーバーのサイクルを元に戻し、肌の新陳代謝を活発にすることとして勧められているのです。
肌の新陳代謝が活発になればメラニン色素の排出も促進されるので、シミを消すことができます。
これがLシステインが美白成分として推奨されている理由となります。

 

まとめると、
・Lシステインは人間の体内に存在しているアミノ酸なので身体にも安全
・Lシステインはターンオーバーを促進し、シミの元となるメラニン色素を排出する
・加齢などによりターンオーバーが弱くなってしまい、シミが増える

 

このようなことからシミサプリにはLシステインが含まれているものが効果的だと言われているのです。
同じようにシミに有効なサプリメント成分としてビタミンC(アスコルビン酸)がありますが、この二つは合わせて摂取することがとても大切なこととわかったいただけたかと思います。
ビタミンCだけを一生懸命に摂取していても、ターンオーバーがうまくいかなければシミに対する効果は期待できなくなってしまうのです。

 

 

Lシステインを含む食べ物

タマゴ

Lシステインは大豆や卵、鶏肉などに豊富に含まれていますが、構造が複雑なので食事から十分に摂るのが難しいです。
ですのでシミを消す効果を得るためにはやはりサプリメントから摂ることがおすすめです。


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